移籍騒動鎮静のモドリッチ、今冬に再びインテル移籍を画策?

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 レアル・マドリー所属のMFルカ・モドリッチ。今冬の移籍市場でインテル移籍を直訴すると伝えた。
 今夏の移籍市場でインテルがモドリッチ獲得に関心。

 

 マドリーでチャンピオンズリーグ3連覇を成し遂げ、新たな挑戦を求めていたモドリッチはインテルへの移籍を希望。
 だが、フロレンティーノ・ペレス会長がモドリッチの移籍を最後まで了承せず交渉は破談に終わっていた。

 

 その後、マドリーとモドリッチは契約延長が報じられたものの、未だ正式契約には至っていない。
 チームトップクラスのサラリーを受け取ることが発表されたものの、選手側は移籍の可能性を排除していないようだ。

 

 今回の報道では、モドリッチは今冬の移籍市場でインテル移籍をペレス会長に請願すると伝えた。
 モドリッチは、インテルの強化プロジェクトに賛同しており、同クラブへ多数のクロアチア出身選手が在籍していることも後押しとなる。

 

 噂では、モドリッチは昨季クラブがCL連覇実現した場合、契約解除で新天地を求めることができる旨の密約を非公式で取り交わしていた。
 この密約にはペレス会長が関わっていたとされているが、ジネディーヌ・ジダン前監督の電撃辞任、FWクリスティアーノ・ロナウドのユヴェントス移籍で事態は急転。

 

 C・ロナウドの代役確保に苦しむ中で、モドリッチ退団となれば大幅な戦力低下は否定できず、ソシオからの批判も明らかだ。
 最後までインテルへの移籍を拒否し、選手を残留させるべく説得に当たり続けてきた。

 

 一度は、クラブ残留を決めたもののモドリッチが新たな刺激を欲していることは間違いない。
 マドリーとモドリッチの現行契約2020年まで残しており、インテルが求める移籍金ゼロでの獲得は契約解除しか道はない。

 

 現状を考えると、今冬の段階でマドリーがモドリッチと契約解除することは考えにくい。
 移籍が実現するとすれば、早くとも来夏以降と考えるのが妥当か?

 

 問題は、今季インテルがどのような形でシーズンを終えることができるかなのだが。
 結果如何では、この夏にインテルがモドリッチに提案した強化プロジェクトの見直しが迫られる可能性も考えられるだけに、最低でもCL出場権確保がノルマとなるだろう。

 

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