マルセイユ、ローマからGKパウ・ロペス獲得を発表、買取 OP付きのレンタル契約で合意

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 ASローマ所属のGKパウ・ロペス。マルセイユがパウ・ロペス獲得でローマとクラブ間合意に達したことを発表した。
 契約形態は買取オプション付きのレンタル契約。

 

 今後、マルセイユはパウ・ロペスと個人契約合意を取り付けるべく交渉を進めていくことになるという。
 2019年夏にベティスからローマへ加入。

 

 守備範囲の広さとビルドアップ能力が高く評価されローマへ新天地を求めたパウ・ロペスだが、試合ごとのパフォーマンスの波が大きく、イージーミスを連発、最大の売りであるビルドアップでも周囲が期待するようなプレーを披露することができなかった。

 

 今夏に新監督に就任したジョゼ・モウリーニョ監督の構想には含まれず、同時に指揮官がウォルバーハンプトン所属のGKルイ・パトリシオ獲得を画策。
 ルイ・パトリシオ獲得が目前に迫るローマで、パウ・ロペスに用意されるポジションはない。

 

 マルセイユは、GKスティーブ・マンダンダが長らく守護神を務めてきたが、加齢の影響などもありパフォーマンスが低下。
 守護神の補強を求めていた。

 

 今回の取引は、ローマとマルセイユの思惑が完全に一致した形での取引となる。
 残すは、マルセイユが選手を移籍に向け口説き落とすことができるかどうか。

 

 ローマに残留したとしても出場機会は限定的であることを考えれば、パウ・ロペスはこのままマルセイユへ新天地を求めることになりそうだが。

 

 

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