バイエルン、前線の補強にコロ・ムアニ獲得に関心、夏の移籍マーケットに向け交渉へ

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 バイエルン・ミュンヘンが、フランクフルト所属のFWランダル・コロ・ムアニ獲得に関心を示しているようだ。
 昨年夏の移籍市場でナントからフランクフルトへ新天地を求めた。

 

 フランクフルトでは公式戦23試合に出場し9ゴール8アシストを記録し、チームの中心選手として活躍。
 成長著しいフランス代表FWは、2022年9月にフランスA代表デビューを果たすと、ワールドカップ・カタール大会に追加招集で選出。

 

 準決勝のモロッコ代表戦で出場すると、1ゴールをマークするなど大きなインパクトを残している。
 若干24歳で着実な成長を歩むコロ・ムアニの去就に複数のクラブが関心を示している。

 

 とりわけ獲得に注力しているのが、前線の緊急補強を求めるマンチェスター・ユナイテッドだ。
 ユナイテッドは、今冬の移籍市場での獲得を目指し移籍金6000万ユーロもの巨額オファーを用意しているという。

 

 フランクフルトが、ユナイテッドからの条件を受け入れるかが一つ移籍の指標となる。
 ただ、ここにきて今夏の移籍市場での獲得を目指すバイエルン・ミュンヘンが争奪戦に参戦したことで状況に変化が。

 

 コロ・ムアニが次のステップアップ先として候補にしているのがバイエルンだという。
 フランクフルトが冬のタイミングでユナイテッドと合意に至ったとしても、選手側を口説き落とすことができなければ交渉は成立しない。

 

 例年、夏の移籍市場の方が大きな資金が動く傾向が強いため、選手の意向を汲みフランクフルトが夏まで待つという決断を下すかもしれない。
 問題は、ドイツ国内のライバルクラブへ自クラブで成長を続ける若手有望株を譲渡することになるのが杞憂だが。

 

 

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