ASモナコ所属のFWリキアン・ムバッペ。パリ・サンジェルマンとレアル・マドリー、アーセナルがムバッペ争奪戦を繰り広げている。
報道によると、モナコは国内のライバルクラブであるパリSGへムバッペ売却という選択肢はないようだ。
すでにパリSGはモナコ皮に対し1億1000万ユーロのオファーを提示したとされている。
だが、このオファーに難色を示しているのがモナコだ。
フランス国内の覇権争いの最大のライバルとなるパリSGの戦力を強化する立ち振舞いは避けたいところ。
とはいえ、FWクリスティアーノ・ロナウドに退団の可能性が少なくなってきたマドリーは、この夏のムバッペ獲得はトーンダウン。
ジネディーヌ・ジダン監督はムバッペ獲得を望んでいるものの、前線のスカッドは十分でありムバッペ獲得はロッカールーム内に大きな混乱を招く可能性がある。
次世代のフランス代表にを獲得していたいマドリーだが、マンチェスター・ユナイテッドやチェルシーへの移籍が噂されてきたFWアルバロ・モラタに残留の可能性もあり、資金的にも捻出が難しいというのが現状か?
選手本人もマドリー移籍を希望していると言われている。だが、今季がワールドカップイヤーということもあり、環境を変えることにも否定的な考えもあるという。
この夏の注目銘柄の一人であるムバッペ。
マーケット閉幕まで残された時間は多く、今後の去就に注目が集まりそうだ。